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生物代謝を
分子レベルで理解する
生物内では、エネルギー、タンパク質、脂質、核酸など、生きるために必要な物質は、酵素によって絶えず合成・分解され、必要十分量に維持されています。私たちは、精製酵素を用いた構造・機能相関研究や、酵素遺伝子の欠損株などの解析を通じ、生物の精巧な代謝機構や濃度制御メカニズムを分子レベルで理解することを目指しています。
・応用酵素学研究室
メダカの逆遺伝学と
グライコミクスで糖鎖機能を解く
逆遺伝学的手法によって一連の糖鎖代謝酵素遺伝子に変異をもつ遺伝子改変メダカを網羅的に作出する。それらのメダカの表現型とグライコミクス解析によって明らかにされる糖鎖構造との相関から糖鎖の機能を個体レベルで解明する方法は新しい研究手法である。この手法を用いて、遺伝病など糖鎖代謝酵素の遺伝子変異を原因とする病気の発症メカニズムの解明を目指している。
・動物細胞機能研究室
植物が硝酸イオンを吸収する
能力を向上させる
生物の生長に不可欠な元素の一つ、窒素。植物はその多くを土中から硝酸イオンとして取り込み、亜硝酸イオン、アンモニウムイオンを経てアミノ酸に同化します。この過程で働く硝酸イオン・亜硝酸イオンの膜輸送体の構造と機能の関係を解明し、高性能の膜輸送体の開発を目指しています。
・生物化学研究室