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植物の概日時計の分子基盤
昼夜の環境変動へ予期的に応答するために、多くの生物は概日時計とよばれる約24時間周期の振動体を進化させてきました。私たちは、環境応答能力の高い植物を対象とし、概日時計の分子メカニズムの解明を目指した研究を展開しています。
・植物統合生理学研究室
・ゲノム情報機能研究室
水田土壌の微生物の
はたらきを理解する
コメは世界人口の半数を養う大切な穀物です。水稲が栽培される水田は、栽培期間のみ水を張り、収穫前には水を落とすため、一年の中で土壌の環境が大きく変化します。私たちは水田に生息する各種微生物の特徴や動態、微生物間相互作用を解析し、水田の物質循環における微生物の多様性と機能の実態、仕組みを明らかにすることを目指しています。
・土壌生物化学研究室
劣悪環境が生体内タンパク質の
隠れた機能を引き出す?
ヒトの体は、様々な環境ストレス、例えば高温や高塩濃度、低酸素や栄養枯渇時などに対する生体防御機能を備えていますが、逆にこれらの劣悪な環境を利用するように進化してきたと考えられるタンパク質が存在しています。私たちの研究室では酸性pH環境のときにだけ働くシグナルタンパク質の機能を解明して、ヒトの健康との関係を明らかにしたいと考えています。
・動物細胞生理学研究室
植物の栄養応答の
分子基盤
「植物に養分を与えれば元気に良く育つ」というのは一見当たり前の現象ですが、まだ遺伝子や分子のレベルでは理解できていないことがほとんどです。私たちは植物が土壌中の栄養に対しどのように応答し、最適な成長を実現しているのかについて、特に植物ホルモンやペプチド性の情報分子の役割に注目して基礎的な研究を行っています。
・植物情報分子研究室