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遺伝子改変した"パワーアップ微生物"
による新薬創製研究
20世紀において人類に最も幸福をもたらした発明って何でしょう?その一つが、抗生物質の開発と言われています。抗菌薬ペニシリンが青カビから発見された例のように、微生物が作り出す有機化合物「天然物」は医薬資源として注目されています。我々は「ゲノム・遺伝子改変技術」をもとに、微生物の潜在的な天然物生合成能力を高めたり、代謝経路を改変して新規分子を開発する方法を用いて医薬品開発を行っています。
・天然物ケミカルバイオロジー研究室
生物がつくる分子の謎を
有機化学を使って解き明かす!
生物は、様々な分子を使って生命活動を営んでいます。例えば、多くの生物が低分子量の有機分子を個体間コミュニケーションツールとして利用しています(猫のマタタビ反応を引き起こす物質や、フグの誘引物質など)。しかし、その多くは超微量物質であるため未解明で、作用機構の詳細も謎のままです。私たちは、これらの重要分子を化学合成により供給し、生物がどのように利用しているのか明らかにして、有効利用することを目指しています。
・生物有機化学研究室
地球環境を守ろう
―植物から生分解性ポリマーを作る―
有機化学の力を駆使して、新素材を創り出すことで、地球環境を守ることは可能なはずです。日々の生活の中で役立っている高分子を(1)石油ではなくて植物から作る(2)分解性をコントロールできる生分解性高分子にする。メディカルマテリアルなどの開発にもつながります。これらの方法で、皆さんも一緒に地球環境を守るポリマーを作りませんか。
・高分子生物材料化学研究室